株式口座の種類について
ひとくちに株式口座と言っても口座の種類にはいくつかありますのでその違いを簡単に説明します。
私もあまり詳しくないのでわかってる部分について書きます。
もし間違った説明がありましたらご指摘ください^^;
おそらく株をやってるほとんど人がこの口座だと思います。
株の売買で年間20万円以上の利益をあげると税金を支払うために確定申告をする必要がありますが特定口座(源泉徴収あり)にすると取引の都度、利益が発生した場合は証券会社が所得税(7%)と住民税(3%)を自動的に源泉徴収してくれますので自分で確定申告をする必要はありません。
面倒くさがり屋の人やあまり税金等の知識に詳しくない人、初心者の人はこちらを選んだ方がいいと思います。私ももちろんこれです。
ただし取引の度に税金が引かれるので、年間の利益が20万円以下の場合は取られる必要のない税金が取られてしまうという事になります。
また複数の証券会社で株式口座を作成していて、片方の口座で利益を出していて、もう片方の口座では損失を出している場合は注意が必要です。
例えば片方で50万円の利益を出しているとすると5万円の税金が引かれます。
もう片方では−20万円の損失を出しているとすると合計では30万円の利益となります。
ということは税金は30万の10%で3万円でいうことになりますので2万円余分に取られている事になります。
特定口座(源泉徴収なし)の場合は確定申告を自ら行なう必要があります。
ただし証券会社が1年を通じての株式の取得日・取得費の管理や損益計算等をして譲渡損益等を記載した年間取引報告書を作成してくれるので、自分で損益計算をすることなく簡易に確定申告をする事ができます。
※株売却益が20万円以下の場合は確定申告は必要ありません。
一般口座の場合は自分で損益を計算して確定申告を行なう必要があります。
私の知識では特定口座(源泉徴収なし)に比べてのメリットがよくわかりません^^;
※株売却益が20万円以下の場合は確定申告は必要ありません。
どの口座においても年間利益がマイナスの場合は確定申告をした方がメリットがあります。
株でマイナスとなった場合が損失を3年間にわたり繰り越す事が可能となっています。
例えば今年の株の利益が−30万円、翌年の利益が+70万円とした場合、
確定申告をした場合は−30万円を翌年に繰り越す事ができるので、70万−30万円で40万円に対して税金(4万円)がかかります。
確定申告をしていない場合は70万に対して税金(7万円)がかかるので、申告をした場合と比べて3万円も高く税金を取られてしまいます。
確定申告の義務 | ||
・特定口座 (源泉徴収あり) |
・特定口座 (源泉徴収なし) ・一般口座 |
|
年間利益が20万円以上の場合 | 不必要 | 必要 |
年間利益が20万円以下の場合 | 不必要 | 不必要 |
年間利益がマイナスの場合 | 申告は不必要だが、申告をする事によって翌年に損失の繰越が可能。 |
スポンサードリンク
株式口座を作ろう |
スポンサードリンク |