移動平均線で株価の傾向を知ろう−株価チャートの見方
「移動平均線」というのは25日や75日というように期間を決めて、その期間の株価の平均値を算出し、株価チャート上に線を引いたものです。
例えば下記表のようなデータがあったとすると、3日間の移動平均線を描く場合は、各日で直近3日間の株価の平均値をとり、チャート上に平均値を滑らかに結んだ線を描きます。1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 | 8日目 | 9日目 | |
株価 | 1080 | 1101 | 1098 | 1083 | 1074 | 1071 | 1083 | 1092 | 1104 |
平均値 | 1〜3日の 平均値 1093 |
2〜4日の 平均値 1094 |
3〜5日の 平均値 1085 |
4〜6日の 平均値 1076 |
5〜7日の 平均値 1076 |
6〜8日の 平均値 1082 |
7〜9日の 平均値 1093 |
移動平均線を見ることによって、株価の動きの傾向を読み取ることができます。
株価が移動平均線より上で推移していれば株価は上昇トレンド、下で推移していれば下降トレンドと把握する事ができます。
一般的に5日、25日、75日、13週、26週、52週の移動平均線がよく使われます。
最近の株価の傾向を知りたい場合は期間の短い移動平均線、長期的な株価の傾向を知りたい場合は期間の長い移動平均線を使用します。
移動平均線はYahooファイナンスのチャート表示機能で見ることができます。
↑移動平均の期間をクリックすると、その期間の移動平均線が表示されます。
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