PER(株価収益率)で選ぶ-銘柄の選び方
PER(株価収益率)=現在の株価÷1株当たりの利益
現在の株価が割高か割安かを示す指標としてPER(株価収益率)があります。
PERというのはPrice Earnings Ratioの略で株価を1株当たりの利益で割った値で算出します。
例えばある会社の税引き後の利益を3億円とし、その会社の発行株数が50000株とすると、1株当たりの利益は3億円÷50000で6,000円となります。
その会社の株価が120,000円とすると120,000÷6,000でPERは20倍となります。
PERがおよそ20倍以下の場合は株価が割安と判断できます。
逆にPERが100倍以上にもなってる場合はかなり割高と考えられ、いずれ株価が下がる可能性が大きく考えられます。
ただしPERが100倍でも来期の利益が大きく伸びる見込みがある場合は、来期のPERがその分下がりますので、株価の下落の可能性は少なくなります。
PERの数値は業種によって大きく異なりますので、同じ業種の会社でPERを比較した方がよいでしょう。
例えばある業種の平均PERが30倍として、会社AのPERが50倍、会社BのPERが18倍とすると会社Aの株価が割高、会社Bの株価が割安となります。
ただし株の値動きには人気も左右されるので、人気のない銘柄ではPERがどんなに低くくてもずっと放置されっ放しになる場合もあります。
各会社のPERはYahooファイナンスの株価収益率を見ればわかります。
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