新規公開株(IPO)を買おう-銘柄の選び方
新規公開株(IPO)というのは新たに株式市場に上場する企業の株のことです。
新規公開株(IPO)を購入して初値で売れば誰でも儲かる時代(2004年や2005年)はありました。
現在はIPOブームも収まり、どんな銘柄でも初値が公募値を上回るという事はなくなりましたが、優良な銘柄の場合は初値が公募値の倍以上になることがあります。
ただ新規公開株は誰でも購入する事ができません。
誰でも買えたらみんな儲かっちゃいますもんね。世の中そんなに甘くありません^^;
IPO株は各証券会社の抽選(ブックビルディング)に参加して当選しないと購入権利がもらえません。
ただ購入できればほぼ儲かると確証されているので、応募が殺到し当選確率はかなり低いです。
正確な当選確率は公開されていませんが1%もないのでは・・・。
私自身は複数の証券会社で数百回応募していますが、当選したのは数回だけです。
なかなか当選しないので証券会社もあれこれと工夫をしています。
SBI証券
の場合ではIPOの抽選に外れる毎にIPOチャレンジポイントというのが1ポイントずつもらえ、応募時にポイントを使用すると当選確率が上がるような仕組みとなっています。
当選した場合はポイントは0になりますが外れた場合はポイント数はそのままですので、次回の抽選でまたポイントが使用できます。
抽選で外れるほど当選確率が上がっていくという事ですね。
SBI証券とは逆に松井証券と
マネックス証券は完全公平なIPO抽選を実施しています。
申込株数が1株でも10株でも当選確率が同じ(株数ではなく申込者単位で決まる)なので、資金が少ない人にとっても当選するチャンスがあります。
新規上場株の発行株数を全部で30,000株としてそれを仮に5つの証券会社で取り扱うとしても、1社当たり6,000株が割り当てられる訳ではありません。
新規上場株が発行されると主幹事証券会社というのが1社だけ決められます。
その主幹事証券会社に株数が多く割り当てられ、残りを4社で配分することになります。
ですので主幹事証券会社で抽選に参加すると当選確率は他の証券会社より高くなるでしょう。
主幹事証券会社となる証券会社はネット専門の証券会社よりも大和証券や野村証券など昔からある大手の証券会社がなる場合が多いようです。
ただこれらの会社は全ての発行株を一般の抽選で配分せず、長年付き合いのある顧客に対して優遇して配分しているという話もあります。
少しでも当選に近づくにはやはり多くの証券会社で口座を開設し、片っ端から応募するしかないようです。
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