板の見方−株式投資の基礎知識
株を注文するのに必須な板の見方を説明します。
その前に板というのは株の売買の注文状況を表示したもので、証券会社で口座を開設すると証券会社のサイトの株の注文画面で見ることができます。
板には現在の売り買いの注文数及びその価格が表示されています。
株の売買のタイミングを図るうえで板を見るのは大変重要な事です。
売り注文より買い注文が多ければ株価は上昇し、逆の場合は下降するパターンが多いです。
下図のように板には現在の売り買いの注文数及びその価格が表示されています。下の状況の場合、117,000〜118,000円のラインで売りと買いが交錯していて売り注文の方が多いので117,000円の買いを吸収して下がっていくパターンが多いです。
板を見ることによっておよその売買したい値段、数が把握できるので、株価が上がるの下がるのか何となくわかります。
見せ板といって証券取引法では禁止されているのですが実際は売買する気はないのに注文を出し、他人を買い方向または売り方向へ誘導しようとする場合があるので注意してください。例えば下値で実際には買う気のない大量の買い注文を出しておき、それを見た他の投資家が株価が上昇すると思い買いつられて株価がある程度上がった時に大量の売り注文を出すような事も考えられます。つられて買ってしまった人は結局、高値掴みしてしまう恐れがあります。
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