株主配当金について−株式投資の基礎知識
配当金というのは企業が得た利益の一部を株主に還元するために、年に1、2回程度株主に支払われるお金の事を指します。
配当金の額は企業によって異なり、配当の多い企業では配当利回りは5%ぐらいありますが1〜2%程度が平均です。
業績が悪かったり、利益を先行投資して将来の業務発展を優先する企業は配当金を出さない場合もあります。
最近では銀行の定期預金を預けても金利がかなり低いので、配当金目的で株を購入する人も増えています。
配当金はその企業の株を保有していれば貰えるわけではなく、株主権利確定日に企業の株主名簿に株主として名前が記載されていなければなりません。
権利確定日は各企業によって異なりますが、3月か9月の末日のところが多いです。
権利確定日に株主名簿に記載されるには権利確定日の5営業日前に株を保有していなけばなりません。
例えば3月末日で権利を得るには3月31日の4営業日前の3月28日から29日にかけて株を保有していないといけません。
(※平成21年11月以前は5営業日前)
その日に株を保有していれば権利確定日前に売却をしても配当はもらえます。
権利落ち日には配当の権利をとったら株を売却する人が多くいますので株価が極端に下がる場合があります。
3月29日に株を購入しても配当金をもらう権利は得られないので注意してください。
3/26(日) | 3/27(月) | 3/28(火) | 3/29(水) | 3/30(木) | 3/31(金) |
権利付最終日 (この日までに買う) |
権利落ち日 | 権利確定日 |
配当金の受け取り方法は、大きく分類すると3つの方法があります。
1.株式数比例配分方式
株券を保管している証券口座で配当金を受け取る方法です。
2.登録配当金受領口座方式
登録している銀行口座に配当金を振り込みしてもらう方法です。
3.配当金領収証方式
企業から直接送付される配当金領収証により、郵便局で配当金を受け取る方法です。
↑このような用紙を郵便局に持っていき配当金を受け取ります。
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